ホルンに向いている人の性格は?石橋を叩いて渡る慎重派or変わり者!

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ホルン
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今回は、「ホルンに向いている人の性格は?石橋を叩いて渡る慎重派or変わり者!」について、まとめてみました。

私がホルンに向いていると思うのは、こんなタイプの人です。

  • 「石橋を叩いて渡る慎重派」タイプの人。
  • 「縁の下の力持ち派」タイプの人。
  • 出しにくい高音をもろともせず、1stを堂々とこなす天才肌な「変わり者」タイプの人。

どのタイプにも共通しているのは、「パート内のみんなが仲良しで、他の楽器どうしを繋ぐホルンの役割を理解して、4つの和音を綺麗に響かせようとする」ことです。

そして一番は、ホルンが大好きということ。

 

大らかな人が多いホルンパートで、一緒に金管楽器で最も難しい楽器に挑戦してみませんか?(^_-)

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ホルンに向いている人の性格は?

4月は、新年度の始まり。

小学校では新4年生が、中高では入学した新1年生が、新たなメンバーとして吹奏楽部に入ってきます♪

 

「今年はどんな新しい仲間が入ってくるのかな?」と、ワクワクしている先輩たち。

「どんな先輩たちがいるんだろう?」と、ドキドキと少しの不安が混ぜこぜになっている新入部員たち。

なんの楽器に決まるんだろう?」というのもあって、新入部員はさらにドキドキでしょう。

 

ホルンは存在すら知られていないことも多いので、「ホルンをやりたい!」という思いで入部してくる新入部員はあまりいない、淋しい楽器です(泣)

これについては下記の記事に詳しく書いているので、良かったら読んでみてくださいね。

https://ayuri.net/horn/sober

 

それでも、ホルンのことはなんとなく知っていて、「どうしようかな。珍しい形だし、ちょっと吹いてみたいかも」と思ってくれている新入部員もいるはず。

 

ではホルンに向いている人は、どんな性格の人が多いのでしょうか。

小中高と大学2年までホルン一筋で、パートリーダーもやって何十人と一緒に吹く仲間を見てきた私が思う「ホルンに向いている人」の性格は、2つのタイプに分かれます。

 

それは「石橋を叩いて渡る慎重派」タイプの人と、なんでも簡単にこなしてしまう「変わり者」タイプの人。

前者が多いけれど、後者のようなレアな人も時々現れます。

 

前者の「石橋を叩いて渡る慎重派」タイプの人は、ホルンという特徴のある楽器が、そういう人たちを引き寄せているのかも?と思っています。

それでは、私が思うホルンに向いている人の性格を詳しく伝えていきますね。

石橋を叩いて渡る慎重派or変わり者!

「石橋を叩いて渡る慎重派」タイプの人が多いのは、ホルンという、見た目にも吹き方にも特徴のある楽器ゆえだと感じています。

 

その真逆の「変わり者」タイプはめったにいないレアキャラですが、こちらも吹くのが難しいと言われているホルンならではだと思います。

石橋を叩いて渡る慎重派とは

私が一番ホルンに向いていると思う性格は、「石橋を叩いて渡る慎重派」タイプの人です。

アレキサンダー
アレキサンダー

理由は「ホルンはすぐに音がひっくり返ってしまって、吹くのがとても難しいから」ニャ!

ホルンが難しい理由は、主に2つ挙げられます。

  • 見た目通りマウスピースが小さく息の入り口が狭いのに、グルグルと管が細長くて、息の出口となるベル(ラッパの部分)が大きい
  • ホルンの音域が4オクターブと幅広く、1つの指使いで16個もの音を出すことができるので、狙って吹いたとしても音が外れやすい

ホルンが難しい理由は、そのままホルンの魅力にも繋がっています。

難しいからこそ「吹けるようになりたい!」と思うし、「もっと上手くなりたい!」と思うもの。

 

だからリップスラーの練習を重ねて、吹きたい音を頭の中でイメージしてと、できることは全部やってひとつの音を出すことに集中するその様子が、「石橋を叩いて渡る慎重派」タイプだなと思います。

きっと、どこの学校のホルンパートにも、このタイプの人がいるはずです^^

縁の下の力持ち派も

もうひとつ、私がホルンに向いていると思う性格に、「縁の下の力持ち派」タイプがいます。

アレキサンダー
アレキサンダー

その言葉の通り「裏方に徹することができる人」ニャ!

このタイプも、ホルン吹きにはとても重要です。

なぜなら、吹奏楽でのホルンの役割は、他の楽器どうしを繋ぐ裏方に徹することが多いから。

メロディーもほとんどなく、地味に4つの和音でハーモニーを奏でるのがホルンだからです。

 

「石橋を叩いて渡る慎重派」も「縁の下の力持ち派」も、ホルン吹きにはなくてはならない、頼もしい存在。

このふたつの性格の人たちは、控えめで自分からは前に出ようと思わなかったり、大らかで争いごとを好まない人が多いです。

だからもし、あなたがこのどちらかの性格に当てはまるのなら、ホルン吹きの素質アリだと思いますよ!(*´艸`*)

時々いる変わり者も貴重!

控えめで大らかな人が多いと書いてきましたが、時々登場する、真逆のタイプの人がいます。

それはひとことで表すならば、「変わり者」タイプ。

アレキサンダー
アレキサンダー

出しにくい高音をもろともせず1stを堂々とこなし、ホルンパートをぐいぐい引っぱっていくレアキャラのことニャ!

金管楽器の中で、最も難しいとされているホルン。

だけど「変わり者」タイプは、ほとんど最初からマウスピースで音を出せたり音階が吹けたりして、周りをあっと驚かせます。

 

いわゆる、“天才肌”と呼ばれる人ですね。

そういう人でも、自分ができることをひけらかしたりはしないので、パート内でいざこざが起こることはありません。

ホルンパートの人はホルンが大好き♡

地味で目立たず、存在すら忘れられているホルン。

それゆえに、最初から「ホルンが吹きたい!」と思って入部してくる人よりも、もともとやりたい楽器があったのに、し烈な(?)パート争いに敗れ、希望した楽器になれずにホルンに飛ばされてくる人が多いです。

 

ここまで書きながら「ホルンって、なんかかわいそう(+_+)」と思った私でさえ、小学4年生で吹奏楽に入った時は、ホルンを希望した訳ではなかったです。

特にやりたい楽器もなく姉につられて入部しただけで、ホルンは完全に圏外でした(;´∀`)

アレキサンダー
アレキサンダー

でも今は、ホルンが大好きニャ♪

それは難しい楽器を吹いてる!という誇りもあるし、ホルンの持つ音色の美しさも理由の中にあるけれど、私の場合は、「ホルンが好き=ホルンパートが好き」が当てはまります。

 

ホルンパートには、尖った性格の人はいないです。

自分に自信がある人や目立ちたがり屋な人はみんな、トランペットやフルート、クラリネットやサックスといった、メロディーやソロが多く目立つ、花形楽器に流れていくから。

全員がそうとは言い切れないけれど、実は小学校の頃からそう思っていました。

(上記パートのみなさま、失礼だったらごめんなさい(>_<))

 

そんな花形楽器のし烈なパート争いに敗れ、ホルンに飛ばされてくる人たちは、心の優しい持ち主が多い気がします。

たとえ希望した楽器になれなくても、吹いているうちに、必ずホルンを好きになっていきます♪

そして、これは小中高とパートリーダーを務めた私の意見だけれど、平和主義で揉め事が少ないのも、ホルンパートの特徴だと思っています。

 

他のパートでよく起こる、“トップ(1st)”争いや、“ソロ”争い。

こんなものも、ホルンパートには無縁です!

だってそもそもホルンには、1stが目立つメロディーも、ソロもほとんどないもの(´∀`*)

ホルンが好きな人同士、争うこともなく仲良く練習しているし、そういうパートにしようとパートリーダーも考えているはず。

 

負の感情は、全部音に出てしまいます。

ホルンは4つの和音でハーモニーを作るので、仲違いしている場合ではないのです。

ホルンがまとまらなければ、他の楽器同士を繋ぐことはできないから。

地味でも目立たなくても、裏方として誇りを持って頑張っているホルンパートのみんなは、それをよく理解しています。

 

ここまで読んで、少しでもホルンに興味を持ってくれたなら。

最初はなんとなくでもいいので、試しに吹いてみてください。

ホルンパートの先輩で怖い人はいないし、必ず優しく教えてくれるはず^^

ホルンの持つ複雑な魅力に触れて、少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです♪

ホルンに向いている人のまとめ

今回は、「ホルンに向いている人の性格は?石橋を叩いて渡る慎重派or変わり者!」について、まとめました。

私がホルンに向いていると思うのは、こんなタイプの人です。

  • 「石橋を叩いて渡る慎重派」タイプの人。
  • 「縁の下の力持ち派」タイプの人。
  • 出しにくい高音をもろともせず、1stを堂々とこなす天才肌な「変わり者」タイプの人。

どのタイプにも共通しているのは、「みんな仲が良く、他の楽器を繋ぐホルンの役割を全うしようと、4つの和音を綺麗に響かせる努力をする人」です。

そして何よりも、ホルンが大好きということ。

 

大らかな人が多いホルンパートで、金管で最も難しい楽器に挑戦してみませんか?(^_-)

優しい先輩たちが、あなたが来てくれるのを待っています♪

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